時代はそれぞれいっぱい頑張ってきたよね。


約一カ月ぶり。生きてます。



ずっと書きたかった。どりむす聞きました。
こう言っちゃあれですが、現役メンの売りがダンスや歌なら、OGの売りは勢いだなぁと。決して馬鹿にしてるわけじゃなく、勢いだけでここまでのクオリティを未だに出せる人たちだからこそ、当時あれだけ売れたんですよね。勿論当時は勢いと若さとニーズと、と色々なものが上手にはまったって事だとは思いますが。この勢いはホントに凄い。1つの時代を作った人たちなんだなぁ。
そしてあのCDを聞いて、一番思った事は、中澤飯田安倍の3名は、今のメンバーが歌っている歌を歌っても、なんの違和感もないということ。よく考えれば当たり前なんだけど。つんくが、モーニング娘のために作った歌なんだから、この3人に歌いこなせないはずないんですよね。
卒業後、色々あっただろうと思う。色々と変わったと思うし、あのころとは違うんだと思う。でも、最初からグループを支え引っ張り続けた、そしてきちんと卒業し、下に引き継いだこの3人は、やっぱりこうしてつんくの楽曲の中で歌い踊るのが、一番合ってると思うんです。3人の魅力を一番知ってるのはつんくだと思うし、ここにあることが、やっぱり自然だよなと、そう思いました。




この記事のタイトルにした歌詞は、なっちが現役最後の曲で、ソロで歌った場所です。当時すでに黄金期は過ぎ、なっちはセンターからほぼ外れていたけれど、最後にこの歌詞をなっちに当てたのは、あたしはつんくの、なっちへの、感謝の言葉だったのではないかと思いました。初期から黄金期のセンターという最も大変だっただろう位置を務め、その時期にソロデビューするのが正解だっただろう彼女が、グループの人気が落ちても、それでもグループの顔として支え続けた。それが彼女の意思だったのか、大人の判断だったのかは分かりませんが、グループの黄金期、一つの時代を作り、ゴマキが卒業してからもただ1人、勿論飯田さんも所属していましたが、グループの顔(黄金期のセンター)であるという意味で、支え続けた、ソロへのタイミングを見失った、彼女への、精いっぱいの感謝の言葉だったのではないだろうか、と。


余談ですがあたしは、そういった意味で当時の彼女の苦労や苦悩を、本当の意味で理解しあえるのは、実は中澤さんでも飯田さんでもなく、ゴマキなのではないかと思っています。2人にしか分からない何かがあったのではないかと。だから今、AKBを見ていても、結局のところあっちゃんと優子ちゃん以外に、分かりあえる存在はいないんではないだろうかと。