誰かがやらねば!


笑う犬についてですけど、とにかくすげー良かったですよね。元々DVD発売が先に話としてあったせいか、駆け足な印象も感じましたけど、でも良かったです。基本あの番組自体が、アナウンサー学校とかは別にして考えると、演技力で笑わせる番組じゃないですか。当時小松さんも言ってましたが、日常を切り取ったお笑いを目指していたから。その良さがきちんと残っていて、それを基準とした若手の起用も大変感心させられました。DVD買っちゃうなコレ。イロモネア、笑う犬と、ここ最近のウッチャンのお笑い意欲がとても嬉しい。
あのOP、そして1本目がてるたい。笑う犬復活に対して、視聴者の期待とスタッフの作りたい物が全くブレてない。最近こんな物見せてくれる人いませんよね。




笑う犬ボキャブラ、どちらも確実に一時期のブームを作り出した番組です。イヤでも期待が高まる中どちらもそれなりに見せてくれたのに満足。上に書いたとおり、どちらの番組も「視聴者が見たいもの」を確実に捕らえている。例えばあたしはごっつが復活した時は見なかったのですが、だからどういった放送だったのかは分かりませんが、何故ごっつを見なくて笑う犬は見たのかというと、それはウッチャンならあたし達が復活に対してどのような期待を持っているのか理解して、それを見せてくれるだろうと思ったからです。これはあくまで後々考えたら、という事ではあるんですけど、松本人志が見せてくれるのは松本人志が面白いと思っている物で、それは必ずしも視聴者の見たいものとは一致しないんですよね。まぁ松本人志はそんな事痛い程もう分かってると思うけど。だけど折角昔好きだった番組が復活するんだもの、見たいものが見たいじゃないか、やっぱり。