君以外の他の誰かをまだ好きになれずにいる


泣かれちゃったら祝うしかないなぁ。ホントは言いたい事たくさんあったんだけど、なだぎさんの苦労はリアルに見てきたしねぇ。ディランが好きじゃないので今まで散々言ってきたけど、だけどなだぎさんの苦労を思い返せば、もう良かったね、としかいいようがない。ナベアツにももっと頑張ってほしかったけどねぇ。でも良かったんじゃないかと思う。テレビを全然見ないので分からないけれど、ナベアツの知名度自体が上がってきてるようだし。つーことで本日は別の話題で。なだぎさんの苦労についてちょっと。きゅーさんに限らず、なだぎさんも相当引きずっているよなぁ、という話です。最初に言っておくけどあたしは記憶力に自信がないです。ホント苦手なレベルを超えてます。この先年齢を重ねていく上で非常に心配な事でもあるのですけど。




スミス夫人は記憶が確かなら、BOOING!優勝・すんげ〜!!チャンピオン→2丁目卒業→所属劇場を失う→baseに呼ばれない→解散、という経緯だったはず。まぁあのー・・あたしはこの頃シェイクに夢中だったし大阪離れた時期でもあるし、曖昧にもほどがあるんでちょっとググってきましたけど、大体これで間違いはないはず。2丁目末期の迷走・すんげ〜!!のお粗末な終焉、というのも色々言っておきたいところなんですけどそこはまぁいろんな方が仰ってるでしょうし割愛で。


その経緯の中、スミス夫人はオールザッツで1年に1度見れる程度の存在になってしまったんですよね。そもそも東京進出でもないはずの2丁目卒業なんてそんな事態に陥ってしまうだろう事は当時全く予想の範疇だったはずなのに、それを本人たちも吉本側も受け入れてしまう事に問題があるのですが。そんな中松村さん(元相方・ひろしちゃん)のモチベーションはファンでもないあたしが見ていても分かるぐらい落ちていって、あぁやばいなぁと思ってる間に解散、という顛末。はっきり言ってなだぎさんが芸人を諦めず続けてくれた事が奇跡に近いのでは。そういった結果になってしまったからなのか、なだぎさんはまだスミス夫人を諦めてないように見える。言い方が悪いかな。まだスミス夫人にしがみ付いていると思う。もっと言い方悪いな。きゅーさんは元々シェイクを増やすつもりだったけど、ごとーさんがそれを良しとしなかった、だからまだごとーさんに未練があるのだと思うんです。きゅーさんの未練は明らかにシェイクに対してというよりはごとーさんに対してだと思うし。
じゃあなだぎさんはどうかっていうと、スミス夫人は売れるはずだったんだと思う。それはあたしの私見ではなく、当時の2丁目芸人(っていうか千原軍団?)、そしてそのファンの人たちの見解としての話で。実際にあのまま我慢して続けていれば大阪でのそこそこの知名度はあるコンビになったと思うし。それで成功したのはメッセンジャーだと思うし、もっと上手くいけばFUJIWARAとか。だけど結局迎えたのはああいう結末で。簡単に捨てきれる物ではないんだと、そう思うんです。ずきごえぎぶに比べて長老組が未練を捨てきれないのはそういった経緯があっての事だと思うし、まぁシンドバットと比べちゃあれだけども、今回の2連覇が、未練を捨てきるいいきっかけになればいいと思います。



完全に余談ですけど、そういう方向から見て、2丁目末期が背負った罪は非常に重たいと思うんです。前にも書いた気がするけど、あたし達だってあの時期は本当につらかった。去っていった人ばかりで、今でも残ってる人なんてどれだけいるだろう。だからこそなだぎさんが去年R−1を獲ったときに言っていた、「続けていてよかった」という言葉は本当に心の底から出た言葉だろうし、よかったね、と素直にあたしも言える。2丁目が与えてくれたものはたくさんある。今でも帰ってきて欲しい物だって勿論ある。シェイクの事じゃないよ。いやシェイクだって帰ってきてくれるなら帰ってきてほしいけど。もう喜ぶのはあたしくらいだろうけど。
結末はよくなかったし、実際良くない点もたくさんあった。なにより閉鎖的だし、プライドだけが高い人ばかりだったし。それでも、いい所だってたくさんあったから、あの時代を過ぎたものとしてそう簡単に片付けてはいけないと思う。よしこの際だはっきり言うぞ。千原やFUJIWARAには責任をとってほしいし、罪を背負ってほしい。いやFUJIWARAはこの際いい!よくないけど!千原、というかジュニア氏には責任をとってほしい。罪を背負うべきだ。少なくとも、2丁目が好きだった、そして2丁目閉鎖のお粗末さに傷付けられたあたしのような人間に対して、今からでも遅くないから、ちゃんと責任を取ってください。見せてください。



書いてから思ったけど、あたしは色んな人に責任をとれと言い過ぎだな。ジュニア氏やらごとーさんやら。だけどそれだけシェイクが好きだったんだもの。あんな結末じゃ諦めきれないし、こんな現状じゃ満足できない。仕方ないってことで。