たくさんの喜びをくれたあなたに私は今何が出来るんだろう。

スマップファンがキンキを可愛いと思うように、あたしは関ジャニが関西ジュニアを可愛がるのが、微笑ましいと思った。今はデビューしてる子が当時より多いから、スマキンキほど密接にはなれないだろう中で、特別な感じが見えるのが、なんかちょっと、いいな、と思ってた。
デビュー出来なかった子が去るのは、仕方ないって分かってる。一般社会に戻れる年齢のうちに戻った方がいいことも分かる。ただ、とーまがいたから。とーまの存在は、ジュニアにとってもファンにとっても、希望だし、諦められない原因でもある。諦めなければ良い事がある、は、ああいう世界では通用しないって知ってる。こーいう思い、2丁目の頃何度かしてきた。こっちの想いだけではどうにもならない事があるんだって。あたしたちには何も出来ないんだって。無力感でいっぱいだった。応援するだけじゃだめなんだもん。



たとえば投票で、M-1優勝が決まったなら。1000円する投票券を、あたしは生活に支障のでないくらいまでなら買ったかもしれない。お金でなんとか出来るなら、と思ってしまうかもしれない。あたしはジャニーズジュニアを応援したことはないけれど、もしもファンだったなら、投票すればデビュー組に入れるのなら、たぶんニュースで取り上げられるくらいには買う。上位の子たちは、もう個人でどうにかできるような票数じゃなけれど、ギリギリ入るか入らないかくらいの子を応援している人たちが、何百枚とCDを購入するのを、あたしは笑う事が出来ない。