それでも歩いてきたこの道は、たったひとつの僕の夢さ。


ちょっとコメントを頂いて、考えたんですけど、世代交代ってやっぱどうしようもないし、嵐も可愛いし頑張ってほしいと思うけど、やっぱどっかでちょっと甘いんじゃないかなぁとか考えちゃうんですよね。だって中居正広はいいとも以外生放送諦めたのに。スマステ始まった時もちょっと「おい」と思ったけど、それが可能だったならどうして中居正広にさせてあげなかったの?ゼロが羨ましいだなんてそんなのネタだとは思うけど、だけどあの時中居正広は、生放送は時間が拘束されるからって言ってた。ドラマとか出来なくなるって。どうして櫻井くんにはさせれるの?そりゃあ生放送を1週間で3本やってたんだからどっかで諦めなきゃならなかったのかもしれないけど、SMAPが諦めたものを、嵐は手にしたままだなんて。そりゃ確かに学はないけど、今の櫻井くんに出来ることを、当時の中居正広が出来ないはずはないと思うんです。当時の中居正広は何にでもなりたかったように見えた。同世代のタレントがやっている仕事は、なんだろうと自分もやってみたいようにあたしには映ってました。「トップに立つ」という言葉はないにしても、誰にも負けるつもりはなかったと思う。




現実的に考えて、SMAPがいつまでもトップにいるだなんていうのは無理なわけですよ。事務所的には、落ちぶれる前に世代交代を済ませたいはずですよね。そうじゃないとジャニ事務所が落ちぶれたように映ってしまうから。そうなってくると、もう消去法で嵐しかいないんですよ、次って。何かで見たけど、中居正広は次の時代は関ジャニだと言っていたって。嵐の事を言っているのもよく見るけど、中居正広の口から「次は関ジャニ」という言葉が出たって、なんか本気っぽさが見える気がする。嵐はネタ半分本気半分っぽいし。次が関ジャニっていうのもそれもまぁありえない事じゃないと思うけど、関ジャニを事務所のトップにするわけにはいかないでしょ。事務所のイメージと、関ジャニのイメージ的に、プッシュ出来ない枠じゃないですか(ジャニーズらしくない、事務所に優遇されない、のがネタであり人気の理由になってるから)。そうするともう嵐しかいない。だってかつーんはスキャンダル多いし、にゅーすはグループ活動少なすぎるし、へいじゃんは若すぎるし。その点嵐は、グループの仲の良さが売りだし、下らない事で喧嘩するような年齢じゃないし、熱愛報道はあるけどあくまで相手は1人だし、夜遊びしてるイメージもないし、完全に消去法ですが、次はやっぱり嵐しかいない。
ひじょーにそれは分かるんですよ。しかも結構今ギリギリじゃないですか。急いで次育てなきゃ!って時に嵐の人気が上昇してきたから、ここぞとばかりに猛烈プッシュなのかなーと理解は出来るんです。出来るんですけど。そりゃ当然、どこの世界でも先駆者って苦労するもんですよ。次の世代はその道歩けばいいだけなんて、そんなのは当たり前のことなんですよ。SMAPにはSMAPの、嵐には嵐の、苦悩や努力があるとは思うけど、席を簡単に譲るにはちょっと躊躇うだけの苦労をやっぱりしてきてるのに。中居正広は本当に、後輩の活躍を喜んでいるんだろうか。少なくとも手放しでは喜べないんじゃないか。肌で感じることが出来るほどあからさまな世代交代。そこに多少の淋しさや戸惑いを覚えるくらいには、あたしはSMAPを思っていたようです。




SMAPは個別だと親しみやすさがあるのに5人揃うとスターになって、嵐は個別だとスター性があるのに5人揃うと親しみやすくなる」っていうのは何処で見たんだったっけ。グループの色もあるし同じようにトップに立つって言っても同じ山の頂上でも見える景色は全然違うんだろうけど、改めて比べた時にしみじみと、2TOPの存在の大きさを感じる。SMAPはやっぱり2TOPが引っ張り上げた感が強い。だけど5人で足並みそろえて、遅れをとったメンバーが追いつくのを待ってでも一緒に頂上を目指す嵐がファンは好きなんだろうと思う。あたしだってそういう嵐が可愛いさ。見せてくれる景色を、ブラウン管の前で楽しみにしようと思ってるんだよ。思ってるんだけどさぁ。なんか考えれば考えるほど難しくて、凄く。あたしは嵐が次にトップに立つ事には賛成なんですよ。それぐらいには嵐が可愛いし、努力しているだろうと思う。きっと上に書いたような事を書いてるブログを見たら、だけど嵐だって頑張ってる、と援護してしまうくらいには嵐を思ってるんですよ。だからどっちも好きだからこそ複雑なだけなんだけど。だって、失敗したり叩かれたりしながら、捨てたり失くしたりしながら、勝ち取ったその席を、何一つ失うことなく手にしたままの子たちに譲らなきゃならないなんて。嵐に苦労しろって言いたいわけじゃないんだけど、そうじゃないんだけど、なんだろ、だからやっぱちょっと悔しいみたい。自然体なそのままが愛される事が。







あーなんかここまで思いつくままに書いてて、答えが出たな。女は言葉にすることで頭の中を整理するってホントなんだなぁ。そうかやっぱりあたしは悔しいみたいです。信頼できる仲間と手を繋いだまま、一緒に努力したりもしたけど、笑いあったままみんなで一斉に頂上に立とうとしてる、その姿が何よりも人を寄せ付ける魅力になっている事が、苦労したり喧嘩したり手を離したりしながら、1人ずつ頂上に立って最終的には全員を引っ張り上げたグループを見てきた身として、悔しい。嵐のように無邪気に笑いあっていた2TOPを、随分昔には確かに存在していたその景色を、出来る事なら失いたくはなかったもんなぁ。